海中公園とは、1962年の第1回世界国立公園会議に海中公園の設置が話し合われ、1970年の国際会議により設置するように定められたもので、国立公園・国定公園が含まれていて、海中の資源、自然景観を保全するために設けられた地区のこと。日本では63地区が指定されており、指定に関係している公園は25箇所上る。
海中公園は大きく2つの地区に分かれていて、海中公園地区は、特に海産資源・海底地形などにおいて特に重要とされている地区で公園の根幹を成す。 普通地区は、その海中公園地区の周囲1kmを占める。風景・景観の維持を図ることが目的である。その設置の背景には急激な工業化、経済成長によって公害問題が深刻になりつつある中で、工場や住宅による汚水の流出、レジャー開発などの影響を受け、海中の環境が著しく悪化していながらも、従来の公園制度では陸上しか対象となっていなかったことがある。